思いを届けるための「文字ステッカー」作成記録(3/3)
【スパムの疑いがあると言う警告】
今回はステッカー作りで「リジェクト」された時の記録です。
(リジェクト = アプリなどの申請が却下されること。)
せっかく時間をかけて、気合いを入れて作っても申請が通らないと、
全てが「水の泡」。。。。。
誰もが通る道ですが、一番最初はいつもドキドキするものですね。
英語の文字のステッカーは全ての柄共通で、
・大文字のアルファベット
・小文字のアルファベット
・特殊なラテン文字
の3パターンで構成されています。
2018年の秋だったと思いますが、
7種類目の「花柄」の文字ステッカーを作成し、
3パターン目の特殊なラテン文字をApp Storeにアップデートしました。
アップロードしてから通常は1日くらいで返事が来るのですが、
2〜3日くらい返事が来ませんでした。
返事がやけに遅いなあと思っていたら、
案の定リジェクトの通知が来ていました。
ドキドキ。
何が書いてあるのかしら。
詳細を見ると、
「ほぼ同一のステッカーをアップロードしており、スパムの疑いがある。
そのために規約の再確認を求めます。」
という審査に通らなかった理由が書かれた通知でした。
ガーーン、ついに通らなかったか。
とは思ったものの、
通知を見て、しばらく考えて思ったことは
確かにAppleの対応は正しいわな と感じました。
正しいと感じた理由が3つですね。
<1:実際にステッカーの「クオリティ」が下がっていたこと>
先にアップロードした6種類のステッカーよりも、
実際にクオリティが下がっていたことは事実です。
それは、過去に作ったステッカーをベースにして、
アレンジを加えた仕様になっており「オリジナルの作品」とは言えないと
判断されればそれはその通りであると思いました。
そのために、今後はなおさらしっかりと手間をかけた
「オリジナルと呼べる文字ステッカー」を作った際には
再度Appleに申請を上げてみようと思っています。
<2:他の人が真似をした際、今後の対応事例として却下する必要があったこと>
これはもう完全にその通りで、
万が一、様々な地域の複数のステッカーの作成者が
「クオリティの低い文字ステッカー」を作って審査を求めた場合、
もしクオリティの低いステッカーがApp Storeに多数流れ込んでしまえば、
アイフォンユーザーは「App Storeへの信頼」を落とすことになります。
そうすると、結果全てのアプリ開発者がモチベーションを落とし、
全体の品質が下がることにつながってしまいます。
そのために、「オリジナル」と呼べないステッカーは却下しておく必要がある。
間違いなく正しい対応です。
<3:代替案の提示があったこと>
その通知の中に、「代替案の提示」がありました。
さすがAppleという感じで、自分的には「なるほど」と思ったのですが、
内容としてはこうです。
―――――――――――――――――――――――――――
「色違いの文字ステッカー」を大量にリリースしたいなら、
自分で写真加工アプリ等を開発して、その中で「アプリ内課金」の方式で
たくさんの「文字」を販売したらいいじゃないか。
―――――――――――――――――――――――――――
確かに。
確かにとは思うが、
さすがに画像ソフトを初めて触ったスキルしかない私には、
現時点でのアプリの開発はできない。
残念。
ただ、
私がすごいなあと思ったのは、Appleからの通知についてです。
ここまで来るとただの注意喚起ではなく、対話ですね。
そう、確かにこの方式であれば、
App Storeに余計なステッカーデータを氾濫させることなく、
効率的に「色々な種類の文字ステッカーを使い、写真に文字を貼って楽しんでもらう」
という目的は達成できるだろうと思います。
今すぐには無理でも、いずれ勉強して
アプリが作れるスキルを身につけたら挑戦してみようと思います。^^
ちなみに余談なのですが、
その後もリジェクトを何回かはされましたが、
傾向的に「2つのステッカー」を1日のうちにアップした時に
審査に通らない事が多いように感じました。
まー、たまたまかもしれないですけどね。
【次のステッカー】
もう少しだけ「文字」というコンテンツを掘り下げて挑戦してみたいと思っています。
母国語(日本語)の文字ステッカーも作ってみたいですしね。
また、もう少し先に「絵」に移行しようと思っています。
では、また。