【ステップ1】なぜ家族との仲が人生に大きく影響を与えるのか?
(1):人生において最も基本的な知識
たくさんのことを知っているよりも、
「本当に重要なことは何か」を知っている方が
本当に大切なことに「人生の貴重な時間を使える」と思いませんか?
ハーバード成人発達研究が75年にわたって、
「幸福に影響を与える最も大きな要因」について科学的なアプローチから
導き出した答えがあります。
それは、
「身近な人たちとの人間関係の質こそが、
私たちの人生の幸福感を決定する大きな要因である。」
という一つの結論です。
つまり、
・人生を楽しみより良く生きたい時
・もっとお金を稼ぎたい時
・リラックスし安心感を持って生きたい時
・さらにやりがいを感じよい仕事をしたい時
・長期間にわたって健康に暮らしていきたい時
・もっと自分の内面に自信を持ちたい時
・もっとワクワクした気持ちで生きたい時
・もっと感謝を感じて生きたい時
そういった時に
「身近な人」親や兄弟や家族、友人、同僚などの
つながりの深い人たちとの「関係の質」が人生の質を高める鍵になります。
では具体的にどうすれば良いかというと、
「相手に純粋な関心を示す」というのが答えになります。
・感謝の言葉を送る
・近況を尋ねる
・あなたのことを思っていると伝える
折を見てそういったメッセージを送ることは非常に有効です。
純粋な関心を「形にして表現する」ということです。
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以下、「ハーバード成人発達研究のレポート」からの引用です。
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ハーバード成人発達研究のディレクターを務めるRobert Waldinger教授によると、重要性において、あるひとつのことが、ほかのすべてに勝っているそうです。
「75年間におよぶこの研究が明確に示しているポイントは、良い人間関係が私たちの幸福と健康を高めてくれるということです。これが結論です」
具体的に言うと、頼れる人がそばにいるという環境には、神経系が緊張から解放される、脳の健康が保たれる期間が長くなる、心と体の苦痛が和らげられるなどの効果があることを、この研究は明らかにしています。
またこの研究は、孤独を感じている人は肉体的な健康が早くに衰え、短命である傾向が強いことも、明確に示しています。
「大切なのは、友人の数ではありません。交際相手がいるかどうかでもありません」とWaldinger教授は言います。「身近にいる人たちとの人間関係の質なのです」
This 75-Year Harvard Study Found the 1 Secret to Leading a Fulfilling Life | Inc.com
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(2):家族や身近な人たちとの人間関係が大切な3つの理由
もし大切な人から自分にこんなメッセージを受け取ったら、
このギフトを「ずっと大切にしたいな」と
嬉しくなって愛情を感じるのではないかと思います。
自分のことを思い、
自分のために時間を使って思いを届けようとしてくれたことに
ありがたいと感じるのではないでしょうか。
大切な人とのつながりを改めて感じた時に、
心が温かく嬉しい気持ちになります。
その感情が「人間関係」の質を高めてくれます。
良き言葉と日々の振る舞いが、
大切な思い出となり「関係性」を育むことになります。
私たちはつい忘れがちになりますが、
関係性を「育む」アクションを起こす事が出来るのです。
大切な人との関係性が、
自分自身の心理面からも大切な理由は大きく3つあります。
1:所属の欲求・承認欲求が満たされる
2:自己重要感が高まる
3:セルフイメージが良くなる
この3つはバラバラのものではなく1つのサイクルのように
つながり合っています。
どの視点からも相互に私たちを「満たす」要因です。
そしてこの3つの要素が高まると、
人は他の人たちに「良きことをしたい」と前向きな気持ちになり、
活力が生まれ、実際に周囲の人たちに良い影響を与えます。
人間関係によって大きなストレスを感じた経験は、
誰しもにあると思います。
それと同じ強さの効果をもって「良い人間関係」が、
私たちから身体的に心理的にストレスを取り去ります。
デールカーネギーの「人を動かす」という名著に、
身近な人との関係性を良くすることの重要性がまとめられています。
この本は、世界で1500万部以上を売り上げており、
発売から70年近く経った現在でも売れ続ける超ベストセラーです。
興味があれば読んでみてください。
参考になる事がたくさん書いてあります。
時代が変わっても色あせることがない、
人間の根源的な「ふるまい」に関して丁寧に説明してくれる一冊です。
(3)良い人間関係を保つために
定期的に
関心と敬意を示し続ける事が大切です。
身近な人ほど
「ありがとう」という感謝の言葉や、労いの言葉、応援の言葉など
相手に敬意を示す言葉を忘れてしまいがちです。
年に1回でも「イベントの時」などに
メッセージを送って見てはいかがでしょうか。
オンラインで繋がった世界に生きる今だからこそ、
大切な誰かに「純粋な関心を示す」という習慣がより価値を持つのかもしれません。
次回は、「表現方法」に関しての提案です。
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